内閣総理大臣 殿
平成7年8月15日に、当時の村山富市内閣総理大臣が発表した、「戦後50周年の終戦記念日にあたっての村山首相談話」(所謂村山談話)を白紙撤回して下さい。
総理が最も御承知のとおり、さる平成二十年十一月、「日本が侵略国家だったなどというのは濡れ衣である」とする論文を発表した田母神俊雄・航空自衛隊幕僚長(当時)が更迭され、その後、国会招致されるに至りました。この原因は村山談話と異なる見解を、自衛隊幹部が述べたことであります。
支那(中国)、朝鮮、欧米各国等から我が国が「侵略国家」であるとの誹りを受け続けている根拠は、我が国が開戦に踏み切った経緯や歴史的事実をまったく無視して、平成7年8月15日に当時の村山富市内閣総理大臣が発表した所謂「村山談話」に大きく起因します。
大東亜戦争が自存自衛の戦いであり、アジアの独立に大きく貢献したことは揺らぐことのない歴史の真実であります。タイのククリット・プラモート元首相は、「日本のお陰で、アジア諸国はすべて独立した。日本というお母さんは、難産して母体を損なったが、生まれた子供はすくすくと育っている」と。
またインドのラダ・クリシュナン大統領は「インドが今日独立できたのは日本のお陰であり、それは一人インドだけでなく、ベトナムであれ、カンボジアであれ、インドネシアであれ、旧植民地であったアジア諸国は、日本が払った大きな犠牲によって独立できた」と感謝を述べています。
こうした事実にも関わらず、村山談話は我が国の誇りと名誉を著しく傷付けるのみならず、次代を担う青少年から愛国心と民族の誇りを喪失させ続けている、まさしく亡国の談話であります。我が国を一方的な侵略国家であると断罪する村山談話の即時白紙撤回をここに求めます。
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